家充
今日は娘がすごく早く寝ついてくれたので、めちゃくちゃ長い日記を書きました。
最近私が家で楽しんでいることリストです。
実に長いです。
① ロイヤルミルクティーを真剣に作る
沸騰したお湯に紅茶の葉っぱを、コップ一杯につきスプーン山盛り1杯の分量で入れて3分間煮出します。
我が家はちょっと豪華なスーパーで買った「ミルクティーにおすすめ アッサムティー」みたいな茶葉を使っています。
本当は茶葉をパックに入れず、そのまま鍋にぶち込んだ方が良いのですが、その後の片付けが絶望的に大変なのでパックに入れています。
その後お湯と同量の牛乳を入れて沸騰するまで待ち、グツグツし始めたらまた3分煮ます。
この時少しでも鍋から目を離すと、凄い勢いで吹きこぼれる恐れがあるので気をましょう。
私は3回中2回吹きこぼし夫に軽蔑されました。
その後の掃除は見るに耐えないものがありました。
お好みの量のお砂糖を入れたらロイヤルなミルクティーの完成です。
この、表面にうっすら浮かんでるお茶のなんか…
アク?みたいなやつ…が、よりカフェ感を醸し出してくれて何ともロイヤルな気持ちになります。
②植物を育てる
以前育てていたワイヤープランツが、幾年もの春を越し続け遂にダメになってしまったので、
我が家にある唯一の鉢と皿が寂しくなっていました。
そこで近所のスーパーに隣接している花屋さんで、バーベナの苗を買ってきました。
200円でこのボリューム。そしてこんぺいとうのような花がとても可愛い。
花が落ちても茎からむしり取ったら来年また咲くらしいので、毎日成長と変化の様子を見守りたいです。
③ じっくり読書
今は沢木耕太郎の深夜特急を読んでいます。筆者が26歳の頃、友人と「デリーからロンドンまで乗り合いバスで行けるか」と賭けをしたことから始まる一人旅。
前回はあまりの面白さに2日ほどで一気に読んでしまったので、今回は寝る前の楽しみとしてゆっくり読み進めています。
世界各地の空気が直接肌に触れてくる様な紀行エッセイ。本当に色褪せない名著です。
④ 布マスクを作る
使い捨てマスクはまだあるけれど、一応無いよりはあった方が良いのかな…。
百合子も可愛いマスクしてるしな…というゆるい気持ちで作りました。
なにぶんゆるい気持ちで作ったので、手縫いでガッタガタです。
うちにはチャコペンなど無いので色鉛筆でガシガシ線引いてたら全然取れなくて焦りました(手洗いしたら落ちました)。
そしてマスクの材料も買いに行くことすらしなかったので、娘のサイズアウトした服とガーゼハンカチで作りました。
赤子の服、ダブルガーゼ率が高くて助かる。
内側はどうせ見えないから良いやと思ってファンシーな柄です。着けると赤子の香りに包まれます。
頑張ったところはノーズワイヤーを入れたので立体的になるところと、
プリーツ仕様で顎の下までしっかりガードしてくれるところです。
耳のゴムは家にあった適当なゴムなので、アベノマスクが届いたらゴムだけ引きちぎって転用しようと思っています。
⑤ ボタンリメイク
突然ですがここで私のボタンコレクションを見てください。
ボタン、めっちゃくちゃ可愛い。
私の持ってるものは少ないですが、フランス、オランダ、ベルギー、そして京都などなど、
様々な場所と時代に作られたものたちです。
ほとんどは日本の小さな雑貨屋や手芸屋で手に入れたボタンです。
カナダのビクトリアで買った陶器のボタン、最高に可愛い。
これは今回オンラインショッピングして届いた、フランスのボタンです。
1940年代に作られた、琥珀色のアクリル製ボタン。
長いことタンスの肥やしになっているリネンのワンピースのボタンを取り替えてみようと思い、買ってみました。
日中はアグレッシブな娘の相手でなかなか針仕事もできないので、
これもまたゆっくりペースになりそうです。
取り替えた暁にはドヤ顔で自慢すると思います。
⑥ 中村倫也
マスク作ってる時にずっとテレビで中村倫也が出てたので、何気なく見ていて、確信しました。
あっ、私、この人 好きや!!!!!
あの上野樹里とやってる、家を守るCMが最高。
ちょっと前にやってたPayPayのCMも最高。
風呂入ってる時も、寝かしつけの時も、気付いたら「中村倫也…いい…」ってなっとる。
推しを前にすると語彙力を無くすオタクの典型例。
本当にありがとう、中村倫也。
この様な感じで毎日穏やかに過ごしています。
自由に出歩ける日が再び来ることを願いつつ、今は家で出来るささやかなことに幸せを。
そしてこれは今日夫が作ったパウンドケーキ。
「素材集のパウンドケーキ」みたいなふっくら加減。美味しくいただきました。
ここ最近の活動
前回の日記から、かなり時が経ちました。
ずいぶん前に、はてな氏からごきげん伺いメールも届き、
「あぁ… 日記書けて無いなぁ…」とボンヤリ思っていたのですが、
なんやかんやで今日までボンヤリと過ごしてしまいました。漫然と過ごしていたら、月日が過ぎるのは本当にあっという間ですね。
この期間の私の主な活動としては、
ほぼ毎日パジャマでソファと床のマットの上から動かないというのがメインでしたが、
アクティブなことで言うと、
・車で1時間かけてむちゃくちゃデカい石を見に行く
・車で1時間半かけてロボット和尚を見に行く
・娘の誕生日に一升餅を和菓子屋に予約していたが、親族から手作りの餅が大量に届き、我が家が餅屋と化す
・娘を連れて1週間ほど実家に帰省し、下灘駅や菜の花畑、ガリガリのでっかい仏像を見に行く
・帰省から帰宅後すぐに私と夫と娘がはちゃめちゃに体調を崩し、病院に通い詰め、自宅から一歩も出なくなる
・娘の入園式
などなど。
小まめに記録していかないと、書き切れない量の情報がどんどん溜まっていく良い例です。
もう細かく振り返っていくとキリがないので色々割愛しますが、
久々の松山滞在は楽しかったです。
写真は愛媛が誇る、マジで何もない駅こと下灘駅。
何も無いがゆえに、絵になりがちな下灘駅。
観光でやってきた若者たちがカメラを携えて電車が来るのを辛抱強く待っているのを尻目に、
5分くらい滞在してすみやかに退散しました。
こちらには長くて薄暗い洞窟もあり、トータルで1時間くらい居ました。
この右側に写っている木彫りの像が、至るところにありました。
あと猫がめちゃくちゃ居ました。
夫は「ほぼUSJだね」と楽しそうでした。
あと、税務関係の仕事をしているがゆえ、
確定申告の時期で毎日残業続きとなりフラフラで帰宅してきた次姉が、
娘のために母が買っておいてくれたブロックを全て使って「自分のお墓」を作っていました。
帰宅後すぐ作ってた。
自分で作って写真撮ってすぐグシャグシャに潰してた。
本当に疲れている人を見ました。
娘が転んでも大丈夫なように、うちの母が用意して床に敷いたマットが、ちょうど良くダサいですね。
また、帰省から帰ってきてすぐ体調を崩した時に、
熱はないのに寒気が止まらない者、
微熱がやたらしつこく続く者、
急激に高熱を出した後に鼻水が出続ける者など、
バラエティに富んだ風邪の症状がしつこく続き、各自が回復するまでに結構な時間を要したので、
今になってみると、もしかしてあれは、巷で話題のアレだったんじゃないかな…と思っています。
復活からしばらく経ち、メンバーはもう完全に元気です。私は相変わらず季節性の咳喘息ですが。
今は色々あって育休が予定よりひと月ほど延ばされ、引き続き家族でのほほんと過ごす日々です。
自宅で快適なティータイムを模索し続けた結果、最高に美味しいロイヤルミルクティーが作れるようになったので、
これはまた近く記しておきたいです。
ママと呼ばないで
ようやく1月の日記に手が付けられました。年が明けて、私の産休・育休も1年が経とうとしています。
娘が生後10ヶ月を過ぎ、何かしらの喃語を話すようになってきました。
一方私は武漢の住民並みに外出していないため、日に日にコミニュケーション力がどんどん失われています。
春から復帰予定なのに大丈夫なのか。
娘の喃語について、「あー」とか「うー」などの他に、最近最も多く発するのが、
「まんま、ままままー、まんまんまんまん」。
「ま」を中心とした音をよく発するようになりました。
家中のあらゆるものを食いちぎりながら「まー!まままんまん!まんままんまァァァァ!!!」と絶叫している娘を見ていて、ふと思ったことがあります。
ちなみにこれは娘の食べた絵本の一部です。
「ママって呼んでくれたね!」という人って結構居るけど、それは喃語を発し始めた赤ちゃんにとって最も発音しやすい音が「ま」というだけで、
受け手が「ママ」や「まんま(ご飯)」と都合よく解釈しているだけなんじゃないのかと。
別に食事の時に限らず、まんまんま言うてるし。
ちなみに我が家では、どうしても私の頭の中のヒロミが騒ぎ出すので「ママ」呼びはしていません。
そのため娘がどれだけ私に向かって「まま」と連呼しようとも、無視し続けています。
「ママ」呼びが子供にとって言いやすい音なんだろうな…とは分かっていながらも、
自分が呼んで欲しい言い方がよかろうと思うので、
娘に呼ばれるその日まで、私はこれからも根気よく自分のことを
「お母ちゃん」と言い続けたいと思います。
多分まだまだ先なんだろうな。
(『湯を沸かすほどの熱い愛』という映画の中で、杉咲花ちゃんが宮沢りえを「お母ちゃん」と呼んでたのが良いなぁとなったので、私もあやかりました。むちゃくちゃ良い映画です。)
2019
今月もごきげん伺いが届きました。
時間が経つのは本当にあっという間ですね。
とくに12月は早い。イベント盛り沢山。
今年は色々な経験ができた一年でした。以下、ざっくりまとめてみました。
1月
元旦から映画館でボヘミアンラプソディを観賞。
ライブシーンでは、お腹の中にいる娘が今までに無いくらいドッカンドッカン胎動をみせる。
中旬から育休スタート。ZIPが終わってから起き、昼間からソファで寝ころんでゴロゴロする幸せな時間を噛み締める。
2月
「頻繁に足がつって悶絶する、お腹が重くて全く寝返りが打てない、夜中は2時間に1回トイレに起きる」などの妊娠中のマイナートラブルに悩まされ続け、まともに寝られない日々が続く。控えめに言って地獄。
3月
娘、ひなまつりの夜に爆誕。フニャフニャの存在に怯える。この時期の記憶があまり無い。
肉体と精神がポップコーン状態。
4月
1ヶ月近く家にこもっていたため、久々の外出(自宅から歩いて1分の公園への散歩)に、おろしたてのワンピースとバッチリメイクで浮かれるも15分で帰宅。
5月
遠方からお友達が会いに来てくれるも、夫以外の人と接していなかったため終始挙動不審に。
お宮参りのためやって来た父(じいじ)と娘、初対面。こんなに泣くんだ…というほど泣かれる。
6月
娘を伴っての会社訪問。懐かしい面々の温かいお出迎えを受ける。弊社社長が娘を抱っこした瞬間、こんなに泣くんだ…というほど泣かれる。
7月
母のお知り合いの方からお下がりのおべべを頂く。うわぁ〜こんなに沢山ありがとうございます〜と満面の笑みで頂いた全ての服を着せた写真を撮り母へ送ったのち、スッ…と静かにタンスの奥深くへと仕舞い込む。
8月
娘を伴っての初めての遠出 in 万博公園。みんぱくの膨大な展示物に圧倒される。娘が理解できる程度まで成長したらまた行きたいなと強く思う。蚊にめちゃくちゃ刺される。
9月
娘を伴っての二人での外出に少しずつ慣れ始める。やたら朝食の食パンをこだわるようになり、抱っこ紐の状態で片道40分かけてパン屋まで出かけるようになる。足腰が鍛えられる。
10月
感情が表情や行動に出るようになった娘と徐々にコミニュケーションが取れるようになってくる。
中東のファストフード、ファラフェルの美味しさを知る。そういえば9月にはバクラヴァの甘さに歯が痺れた。
やたら中東の食品に縁があった。
帰ってきた時効警察にハマる。
11月
娘の人見知りが確実なものとなる。私の母(ばぁば)に対し、3日間滞在していたにも関わらず、ひとたび抱っこした途端こんなに泣くんだ…というほど泣かれる。
そして産後初めて三ノ宮、梅田へ。子連れだったので終始ドキドキだったけれど、どちらも人の温かさに触れて「にんげんっていいな…」となる。
おっさんずラブ in the skyに完全にハマる。
12月
10分だろうが5分だろうが暇さえあればおっさんずラブを見る。毎回録画を見返しては身悶えし、時に笑い、時に涙する。
「私はあの寮のベランダの窓になりたい」と言い始め、ドラマでは描かれていないシーンを妄想で補完するようになる。
千葉雄大演じる自己完結型ベビーフェイスこと成瀬竜に完堕ちし、ひたすら彼の幸せを願う存在と化す。なんかもう最後の方「可愛い…」しか言わなくなる。己の語彙力のなさを恥じる。
配信限定の回を何度も噛み締めるように見た後、感想を箇条書きにしたクソ長いLINEを朝っぱらから友人に送りつけるも、「まだ見てない」と言われる。
盛大なネタバレをしてしまったことに反省する。
ちなみに最後は今日の出来事です。
12月の熱量が凄い。
クリスマスに何やってるんだ私。
今年は当然の事ながら、2019年は娘との時間を大切にした一年でした。
この慌ただしくも楽しい日々が、来年もまた続いていくことを願っています。
写真は先日ゆっくり読もうと思ってソファに置いていたら娘に食べられた雑誌。まさか紙を食べるとは思わなかった。
それでは、よいお年を〜!
実家へは今年も帰りません
また前回の日記から1ヶ月が経っていました。
時が経つの早過ぎない…?
ここ最近の私といえば、
月組観劇の後に気持ちが昂ってついにタカラジェンヌにお手紙をしたためたり、
現在放送中のおっさんずラブ シーズン2を初めて見て色々と目覚めてしまい、ふとした瞬間に「しのさん…しのさん…」と口走っては一人で悶えたり、
近所の酒屋が最近在庫を増やした輸入チョコを2日おきに来店してはしこたま買い漁ったり、
娘の離乳食作りで暴走してりんご味の野菜ジュース粥を作ったところ案の定ブチ切れられて顔面を爪で思いっきり引っ掻かれたりと、
楽しい育休ライフを送っています。
本当に社会復帰できる気がしない。
毎日6時半に起きて会社で8時間労働していた自分が想像できない。
あとは11月の初旬に母が実家からやってきて、3日間ほどうちに滞在していました。
孫の顔を見に遠路はるばる高速バスで6時間かけて来てくれたのですが、
娘は祖母(私の母)をひと目見るなり、持ち前の人見知りが発動して凄まじくギャン泣きし、
目を合わせただけでも怯えおののき、
抱っこしようものなら大泣きしながら小さき身体をねじってよじって全力で拒否し、
我が家はパニックルームと化しました。
前回、お盆の時期に来てくれた時には初日こそ泣いたけれど、翌日には慣れたようで、
笑顔で抱っこもさせてくれて始終上機嫌だったので、
今回も3日間あれば慣れるかと思いきや、
まさかの最終日まで何をしてもダメでした。
ベビーザらスであれこれ選んで買ってくれたラッパのおもちゃに対しても、泣き叫びながら投げ飛ばし、結局触りもしませんでした。
もう気の毒の極み。
そして私はというと、母が滞在した3日間の間、
身体中にできた原因不明の蕁麻疹に悩まされ、
皮膚からうっすら血が出るほど日中夜ボリボリと掻き続け、あまりの痒みに夜中は寝ることができず、
娘は娘で珍しく夜泣きをし、何というか全体的に満身創痍でした。
その後、母が実家へ帰ってから、蕁麻疹はピタリと治りました。
娘も夜泣きする事なく、いつも通り20時から8時まで12時間寝てくれます。(寝すぎ)
ちなみに今月末には長姉が一人で我が家へ遊びに来ることになっているのですが、
LINEでうちに来る旨のやりとりをしている間、
再び蕁麻疹がポツポツと出始め、痒くて仕方ありませんでした。
…………これは……
身内アレルギーや…!!!
私の内なる魂と肉体が、細胞レベルで無意識に身内の介入を拒否している。
別に嫌いな訳じゃないのに、
なんでだろう なんでだろうとテツandトモばりに色々考えていたのですが、最終的には
「今の暮らしがめっちゃハッピーゆえに調和を乱されたくないから」やな、
というIQ低めの結論に達しました。
ポジティブな答えを導き出せて良かったです。
写真は本当に脈絡がないけれど、
夫の親戚から届いたウィーンの景色カレンダー。
いつかは行きたいウィーンの街。
海外製品ならではの絶妙な解像度が良いですね。
散文詩のような日々
前回の日記から1ヶ月経つと、
ブログのサーバーからご機嫌伺いが届くんですね。
気が付けばいつの間にか10月になっていました。
何か書くことは無いかなぁと振り返ってみたのですが、
これが取り立てて何もない…。
大きく時間を割いて書くほどでも無い小ネタ的なものがちょこちょこ溜まっていく毎日であります。
そういえば今日は娘が離乳食のほうれん草をハチャメチャに嫌がってパニック状態となり、娘を中心とした1.5メートル以内のあらゆるものが、ほうれん草に汚染されました。
これをコンタミと言います。
やはり嫌いなものを無理矢理口に入れるのは良くないですね。
私だってサザエの黒いところを無理に口に入れられたら、相手がたとえオダギリジョーであろうとも絶対に手が出てると思います。
あ、オダギリジョーは私が好きな俳優です。
年々、年を経るごとに色気が増していてとても良いです。
その昔、会社の後輩(当時21歳)に好きな俳優を聞かれた時、
「私はオダギリジョーが好き」と言ったら、間髪入れずに
「ええー!オジサンじゃないですか〜!!」
と言われたことはいまだにショックです。
21歳の子からすれば、オダギリジョーもオジサンなのか。オダギリジョーだって、イケメン仮面ライダーやったんやで…。
娘の話に戻りますが今のところ緑色の野菜全般が苦手なようです。ブロッコリーは食べるのに。
好物としてはラ・フランスが好きなようです。甘いし柔らかいしね…。
どうにか野菜も食べてもらえる方法を、日々模索しております。
写真は無心でハトを見つめる娘。
あとは先日、2020年の手帳を買いました。
毎年思うのですが、手帳って何をそんなに書くことがあるん…?
一度ほぼ日を買って毎日1ページずつ日記を書いていた時期がありましたが、約2ヶ月で挫折しました。
最初の頃こそカラーペンとか使って絵も書いてたけど、
もう最後の方は6マスに1文字くらいの、相田みつをもビックリの大きな文字で
「昨日とおなじ」
みたいなことしか書いてなかったと思う。
大学の頃にも、ほぼ日ほどでは無いけども一日あったことや感じたことを何かしら手帳に書き留めていて、
それはなんとか一年続きましたが、そんな呪いの書みたいなものを読み返してみると、段々心が病んでいくので、もう二度とやるものかと思いました。
そのため私はこの所ずっと12ヶ月の薄いマンスリータイプを使っています。
国民の休日と、大安吉日と、なんか月の形が分かりゃええんや…。
しかし「大人な手帳の使い方」に憧れがあるのもまた、否定できません。
いつかオシャレな皮の手帳を開き、颯爽とオシャレな万年筆で、何かしらオシャレな文章を書き留められるようになりたいものです。
あとは何だろう…。
あ、衣替えしました。半袖を仕舞い、ニットを出して、お布団も秋冬仕様の羽布団にしました。暮らしがフカフカになると幸せな気持ちになりますね。
本格的に寒くなる前の、朝と夜だけ少しヒンヤリする今この時期がとても好きなので、
限られたこの秋の時間を楽しみたいと思います。
また気づいたらすぐ寒くなってるんだろうな…。
何だか全体的にまとまりのない日記になってしまいました。
来月は母が我が家へ来訪するので、もう少し内容のあることが書ける気がします。何かしら素敵なことが起こりますように。
中東の甘いお菓子バクラヴァ
世界には「あまりの甘さに頭が痛くなる、喉の奥が焼けるほど甘い」という食べ物があります。
普段そこまで食べたいと思わないけども、疲れがたまってるな、ストレス解消したいな、という時に、突然そういったものが食べたくなる時があります。
つい先日、私もその周期に入っていました。
市販のチョコレートやクッキーを食べてしのいでいたのですが、どうも甘いものを食べた気がしない。
海外のクリーム入りチョコレートのような、もっとこう、身体にガツンとくる暴力的な甘みがほしい。
そこで夫に「今まで食べた中で一番甘かった食べ物って何?」と訊いたところ、
「それはなんといってもバクラヴァだな」
という答えが返ってきました。
バクラヴァ…?
早速Wikipediaで調べたところ、
「バクラヴァは中東、中央アジア、地中海地域、アゼルバイジャン、トルコなどで人気のある甘いペイストリー。フィロ生地の間に刻んだクルミ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、アーモンドなどをはさみ、焼き上げてから濃いシロップをかけたもの。」
とのこと。
ペイストリーとは…フィロ生地とは…という新たな謎も生まれましたが、
要は小麦粉で作ったパイ生地に、ナッツ類を挟んで焼いて、さらにそれをあま〜いシロップ漬けにしたスイーツです。
甘いものをさらに甘いものでコーティングした食べもの。
夫は海外のカフェでたまに口にしていたそうですが、その甘みから頭が痛くなるのだけれど、なかなかに病みつきになる、悪魔的な食べ物だとのこと。
ほう…それはさぞ甘いんでしょうな…となり、
早速ネットでお取り寄せしてみました。
トルコ人シェフが日本のキッチンで作っているという事だったので、これは本場の味が食べられるなぁと、なかなかに期待が高まります。
これがチルド便で届いたバクラヴァ。
なんとなく中東の風を感じるエキゾチックなパッケージと、そのパッケージに若干しみ出ているシロップの感じから、
これは…甘いぞ…という雰囲気が感じられます。
せっかくなので、この間お友達から貰ったエストニア土産のお皿とナイフでいただきました。
多国籍〜〜〜!
人種のサラダボウル〜〜〜〜〜(アメリカ)!!
味の感想としては、
《ファーストコンタクト》
おっ、噛むとシロップがジュってしみ出てきたな…。案外かなり柔らかいぞ…。
《もぐもぐ前期》
ふむ…。これは…パイの実のチョコを抜いて、代わりに砂糖ベースのシロップをこれでもかというほど染み込ませて、ベッショベショに柔らかくしたやつだな…。
《もぐもぐ後期》
甘いっちゃ甘いけど、正直そこまで甘くないような…。まあ、トルコ人シェフも空気読んで日本人好みの味付けにしてるんだろうな…。
………
なんか歯が痛いな……歯が痛い…。
《飲み込んでから》
フゥ……………
口がムズムズする…
なんか何も付いていないはずの口の周りも甘い…
何これ…私 何食べたん…?
うわ〜…… あま〜〜〜〜〜
以上。
後から甘みがくるタイプで、さらに口の中にいつまでも残り続ける甘さでした。
写真の中でいうと真ん中の一番シンプルなものが一番甘かった。
甘みの根は非常に深く、直後に炭酸水を飲んでリセットしたつもりで娘の予防接種に行ったのですが、
歩いて10分の病院に行き、少し待ち、注射に泣き叫ぶ娘を抑え、帰り道で本屋に寄り、再び帰宅するまで、ずっと口の中が甘かったです。
病院で先生からの説明を受けている間もずっと、
「あま〜〜〜〜」という感情で支配される私。
歯を磨いていくべきでした。
お皿に3つ出したので3つとも食べましたが、確実に1個だけでも十分すぎるほどに、しばらく甘みを感じられます。
なんで3つも食べたんや私。
ちなみに賞味期限は冷蔵庫で約1ヶ月なのですが、日が経つにつれてシロップの味がどんどんしみていっている気がする。日に日に甘みが強まっていくバクラヴァ。
買ってきてから約半月、なかなかの甘さに食指が伸び悩んでいましたが、やっと終わりが見えてきた。
ちなみに夫は同じものを食べて、
「これも甘いけど、やっぱりむこうのやつの方が甘いよ」とのたまっていました。
中東系のレストランやカフェなどで目にする事があれば、ぜひともチャレンジしてみてほしいです。