みんぱくばんぱく
こんなに誰もいない万博公園の芝生広場を見たことがありますか。
本日 子連れ万博記念公園デビューしました。
旦那の友人から「大阪で見たい展覧会がある、そして産まれた娘さんにも会いたい!!」というお誘いが
昨日の昼に届いた事から、
『オイ!!明日って急すぎるやろオイ!!!
うちの娘まだ電車で10分以内のところにしか行ったこと無いんやぞ!!!!!
静か過ぎてトイレの水音さえ響くことでお馴染みの美術館へ赤子を連れて行くことのリスクを考えたことがあるんか!?
ほんで明日の降水確率を知ってるんかオマエ!!
100パーセントやぞ!
100いうたらそれはもう 一日中強めの雨がザンザカ降ってますって事やろうが!!
夕方のニュースでも金曜は大きめの傘で大雨に注意ですって蓬莱さんが言うてたぞ!(蓬莱さんファン)
そんな中で朝の10時に現地集合やと!?
万博公園まで片道1時間強かけて、
おたくの趣味の展覧会と顔見せのためにわざわざ家族で来いってか!?!?!?
貴様の血は何色だーーーーーーーッ!!!!!!』
というセリフが喉まで出かかりましたが、
展覧会のタイトルが
「驚異と怪異 想像界の生き物たち」
だったので、全てを飲みこみ準備万端で国立民族学博物館へ行ってきました。
娘、初めての展覧会デビュー。
この展覧会は世界各国のミイラや天狗や河童などの妖怪・幻獣をはじめ、世界中に散らばるキワモノ伝承やそれにまつわる様々の書物や絵画、クソでかい標本や資料が一堂に会するものでした。
赤子連れでの美術館、もうマジで内心ドッキドキでした。
娘は無言でキョロキョロしていましたが、
「ふぇ…」
と、ちょっとでも機嫌が悪そうになったら、凄い勢いで抱っこ紐の中の娘をユラユラさせつつ
展示鑑賞もそこそこに人気のないエリアに逃げるように移動するなどしていました。
結局娘は途中ちょっとグズるかな?という仕草もみせましたが、
他の鑑賞者の迷惑になることもなく、抱っこ紐の中で大人しくしてくれて、安心しました。
そして私は、さすがに赤子抱っこの身なので気ままにゆったり鑑賞とはいきませんでしたが、
どの展示物もスケールが大きくチラッと見ただけでもインパクトが強いものが多かったので、
なかなかに楽しく興味深い時間を過ごすことができました。
猫の頭蓋骨にバイキング風のとんがった骨をブッ刺した「猫鬼」の標本が可愛かったです。
家で改めてゆっくり見るために展覧会の図録と、シャレオツなエコバッグを買って帰りました。
人魚がプリントされています。
お散歩の時に娘のグッズを入れて歩きたいと思います。
この後は世界を一周している気持ちになれるハンパない展示物の量を誇る常設展を楽しみ、
万博公園内の緑の多いエリアを小一時間散策し、
普段の天気の良い日には家族連れで大いに賑わっているであろう芝生の広場にめっちゃでっかいカラスしか居なくて不穏な気持ちになって、
昼食を食べた後にエキスポシティでお茶をしたり、軽くお店を冷やかしたりしてきました。
エキスポシティのFLORというジェラート屋さん、フレーバーが色々あってオススメです。
はちみつヨーグルト味が美味しかった。
夫は冷房が直に当たるところに座ってしまったせいで身体冷やしてた。
あとは補足ですが、
民博の本館の中にあるインフォメーションの近くのベビールーム(授乳室)がとても良かったです。
私は抱っこ紐でしたがベビーカーも余裕の広さで、中からカギを掛けることができ、男性も入れるのでファミリーまるごと入ることができます。
ひとつしかないので誰か使用中だったら空くまで待つことになるのですが、
なかなか清潔でエアコンも効いており、静かで落ち着いてオムツ替え・授乳のできるよい環境でした。
ただ私が使用した際、数十人ものアフリカ系の方々が近くの講義室のような所からゾロゾロッと出てきて、
授乳の最中に壁の向こうからめちゃくちゃゴキゲンな現地の言葉が大音量で飛び交っている時間がありました。
さすが民博。
ワールドワイド。
案内してくれたお姉さんも、建物の中に居る警備員のおじさん達も、皆とても親切でした。
「オ、オラ達の村にやっと人が来ただ!!!」みたいな感じで接客してくれて良かったです。
平日だし雨だし、お客さん少ないですもんね…。
そんな感じで今日は終日お出かけデーでした。
ちなみに娘は最近夫の抱っこを嫌がるようになってきたために、私がほぼメインで抱っこ紐をつけていました。
7.5kgの重さを、休憩を挟みながらも約10時間ほど抱っこし続けると、
腰が死ぬ
ということが分かりました。
許すまじ友人。
今夜はゆっくり休みます。